ジオラマの世界

2010年10月24日日曜日

ミニジオラマ製作中

今、ミニジオラマを制作しています。

土台の芝生はすぐ作れたのですが、木の葉に

手間取っています。

思っていたよりも細かい作業で葉っぱの貼り付けは

ピンセットを使用しないと、なかなか困難です。

こんな状態です。

2010年9月30日木曜日

ジオラマ物語

19世紀初頭に、フランス人 ルイ・ジャック・マンデ・ダケールと、
シャルル・マリ・プートンが、共に作ったミニチュア芸術作品のことを
「ジオラマ」と名づけたのが、そう呼ばれる始まりでした・・・というお話を
以前書きました。


では、なぜ彼らは「ジオラマ」を作ろうと思ったのでしょうか。


自分が今、生きている場所を、鳥のように空から眺めたかったのでしょうか。

美しい景色を、なんとか自分の近くにおいておきたい、と 思ったのでしょうか。


「大きなもの」の迫力に圧倒される・・・ということがあるかと思いますが、
逆に、「小さな小さなもの」にも、私たちは心動かされ、感動を覚えます。


あんなに大きなものを、こんなに小さくしてみたら・・・

その感動は、倍以上のものです。


そんなジオラマの世界を見ていると、不思議な気分になってくるものです。


大きな広い世界も、こうして見ると、とても小さい。

広い広い中にある、ごく一部分。
自分はその中の、さらにちっぽけなひとり。
そんな自分の悩みなぞ、なんと なんと ちっぽけな・・・・


しかし、ちっぽけでも、ひとりひとりが いろいろなものを抱えながら
生きている。

小さなものがたくさん集まって、この大きな世界をつくっているんだ!!


・・・そんなことを考えたりします。


あなたは、ジオラマを見て何を想いますか?

2010年8月28日土曜日

ジオラマの歴史

ジオラマのはじまり

19世紀初頭の話。フランス人で風景画家で後に写真発明家となったルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが、画家ジャック=ルイ・ダヴィッドの弟子シャルル・マリ・プートンと共に、「ジオラマ」と名づけたのが最初。


ここにミニチュアの立体的芸術が誕生した。

箱の中に風景画と物を置き、その箱の窓から中を覗くと、本当に風景が広がっているかのように錯覚させる見せ物として発明された。

明治時代に日本に入ってき、その当時は大きな人気をよんだ。明治時代に流行したものではあるが、今でもジオラマ(ミニチュア模型)の根強いファンは多い。

ジオラマは、人の心や情操を癒してくれるこれからの時代の芸術である。

2010年8月26日木曜日

ジオラマの魅力

模型趣味の中では、かなりマニアックなジャンルに属すると思われがちなジオラマ。

ところが、マニア以外の方にこそジオラマは、身近なジャンルなのです。



マニア以外の方はジオラマ完成情景を見るとその情景に関連づいた、いろいろな思い出がよみがえります。

ジオラマが「立体心象写真」である所以だと言われるように、旅行によく行く女性や人生経験豊富なお年寄りなどまったくのジオラマ作成初心者が、はまってしまうようです。

2010年8月23日月曜日

ジオラマを観る楽しみ・飾る楽しみ

未来のトレンド、美術品のひとつにジオラマが登場する。


ジオラマは芸術のひとつであり、文化のひとつだと思う。

最近ドイツから輸入した部品でジオラマを作成した。



あまりにも細かい細工がされており、製作のプロに作成してもらった。

ジオラマ(オーダーメイドジオラマ)が完成した。

使用している人形は、ドイツのプライザー社製です。



極小だが精密に出来ているので、人形それぞれの表情が伺える。

独自のストーリーを創造できる楽しみが味わえます

2010年8月21日土曜日

ジオラマを造る楽しみ

自分で模型を造ってみたい、という方は団塊の世代を中心に年々増えています。子育てが終わってようやくできた時間に、あるいは退職後の趣味として模型を造って楽しんでらっしゃいます。




懐かしの昭和30年代、昭和レトロと呼ばれる風景を再現される方が多いようで、この間もテレビで、自分たちの住んでいる町のジオラマをお年寄りが集まって造っているのを見た。



完成品は、地元の小学校に寄付するそうだ。作成者は、子ども達にも住んでいる町のすばらしさを忘れないでほしいという願いの達成と、ジオラマ作成に集まるお年寄りは一人暮らしが多いのでジオラマ作成によって交流できるという2つの利点がある。

ジオラマのすごさは、造る楽しみかもしれない。

しかし、いきなり難易度の高いジオラマはおすすめできない。

簡単なものからの作成をおすすめします。

2010年8月20日金曜日

ジオラマ材料

ジオラマ作成の際、部品選びは重要だ。


ドイツのプライザー社製の人物模型は、世界でも指折りと言えよう。



未塗装のものと塗装済みのものがあるが、塗装済みの模型は、一人一人の仕草や表情まで精巧にできているので、情景にこの人形模型を加えれば、より完成品に表情が増します。

何時間見ていても飽きませんよ。